今回は旅と仕事の2つを両立することが目標。
オーストラリアはほとんど時差がないので、平日は昼3時頃(東京時間3時)まで仕事、週末は移動、それ以外の平日夕方と、週末の移動以外の時間に観光となる。
(オーストラリアは都市間の距離がかなりあって時間がかかる上に、特に辺境は交通の便が悪いため、仕事を休まず平日に移動することが難しい。)
例外はあるが、基本的に一つの街に一週間ずつの滞在。
ゆっくり旅してる。
下はエクスマウスからの移動中、10時間程バスを待ったコーラルベイ。
エクスマウスからモンキーマイアは飛行機で直接移動することができず、バスは乗換えが多くて情報もあやふやだったので、かなり手こずった。
でもモンキーマイアに無事到着した時は、ちょっとした達成感もあった。
旅はやっぱ障害やトラブルを乗り越えてこそ、面白くなると思う。
さて、モンキーマイア。
モンキーマイアは野生のイルカに餌付けができる場所として有名。
野生のイルカと高確率で泳げるところは他にもあるが、決まった時間に「浅瀬」に来て餌付けできるところは、世界でも珍しいという。
毎朝、イルカたちが餌を求めてレンジャーに会いに来る。
1日に2・3回やってきて、レンジャーが指定した人だけ餌付けできる。ツアーだと最初の1回しかいないので指定される確率は低いが、ドルフィンリゾートに滞在して2・3回目の餌付けの時にもいれば、大体餌付けできる。
ま、一瞬で終わってしまってなんともあっけないんだけど。
モンキーマイアには他にもいろいろな動物がいる。
ペリカン
エミュー
エイ
ウミガメ
他の色々な鳥達。
こいつは片足がないのに、餌の取り合いで他の鳥達を蹴散らすたくましい奴だった。
朝
必ず大体決まった時間にやってくるのがすごい。
母親と子供
イルカは人間にすり寄ったり、他のイルカとじゃれ合ったり、愛嬌があって可愛らしかった。
そして最後の日の夕方
海に出たのは陽の沈む直前で、
砂浜ではまばらに散らばった人々が、静かにその様子を眺めていた。
風はまったくなく、時々、鳥の鳴き声がするだけだった。
海に出たのは陽の沈む直前で、
砂浜ではまばらに散らばった人々が、静かにその様子を眺めていた。
風はまったくなく、時々、鳥の鳴き声がするだけだった。
夜には宿にハリモグラが現れた。
ちょっとでも近づくと針の中に隠れてしまって、その臆病さとちょこまかした動きが可愛らしかった。
Super Moon , Western Australia
そして西オーストラリア州の州都、パース。
パースは一週間いたけど、のんびり過ごした。
仕事が終わった夕方に街を散歩したり、フリーマントルという海辺の町に行ったりしたくらい。
写真もそんなに撮らなかった。
Fremantle
西オーストラリアの自然はとてつもなく広大で、生き物も多様だった。
大自然の中にいて、世界の広さを体感したり、生き物がそれぞれの世界でそれぞれの生き方を全うしているところを見たりすると、自分も地球という現象のはるか末端に過ぎないということを感じることができる。全ては長い時間の中でつながっていて、流れているということ。
都会暮らしをしているとすぐに忘れかけてしまうけれど、西オーストラリアはそういったことを再確認させてくれた。